5話 無双(笑)だぁ!

これから、無双を始めようと思いまーす。闇魔法と火炎魔法で。筋肉タケノコだっけ?…あったあった。筋肉椎茸は意味不明だけど高級食材らしい。前戦闘したときは、ツッコミまくったんだっけ。回想入りまーす。


 「えーと、ここら辺に筋肉椎茸が居たんだっけ。お、あれじゃん」


「椎茸筋!」


「そんなのはお前しか持ってねえよ」


キノコ傘筋肉!」


「それもお前しか持ってねえよ」


「腹筋!」


「攻撃しろよ」


「タックル!」


「筋肉の話しかしないんじゃ無かったのか⁉」


「…タックル筋」


「効いた!あとそれはお前も持ってないだろ」


しょうがない。もう決着つけるか。カーススピアっと。


「ぐぁあああ!」


なにこの悪役が倒されるシーンみたいなの。


「貴方に…筋肉の…加護を…」


「そんなのいらねえよ」


「ああぁぁぁあ!」


【筋肉椎茸から筋肉の加護を貰いました。筋力がアップしました】


要らないって言っただろうがぁぁ!つうかまじで筋肉の加護くれるとは思わなかった。てっきりノリで言ったのかと…。てゆうか要らねえよ、ホントに!


回想終わり。如何でしたか?最悪ですよね、これ。この後もこれをひたすら繰り返したぜ。筋肉椎茸は絶対にテイムしたくない。攻撃しないから意味ないじゃんっていうね。


なんかいい闇属性の魔法ないかなーと、検索してみると。闇属性の大魔法が見つかったぜよ。いくぞ!カオステンペストぉ!


_______


凄すぎて音が聞こえなかったです。うん。言葉でも表せないくらいすごかったです。はい。なんか、ブオーってなって、ガチャってなって、こうなった。


ぴろん♪ぴrぴrぴぴぴぴぴぴぴぴろん♪ぴろん♪ぴぴぴぴぴぴぴぴp♪


やばい位通知来てる。もうさいごは「p」しか入ってなかったよ。森も破壊し尽くしちゃったし、あとは神(運営)頼みだ。お願いします、神様、仏様、運営様ぁ!


まあ、心の声なんて聞こえやしないだろうけど。

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