概要
女は生と死の境界線にいる
元法医学者で現在は婦人科医として勤めている花宮燈子(かみや とうこ)は、死体が苦手なのに刑事課の管理官に配属された空峰聖鷲(そらみね せいしゅう)と出会う。
燈子は警察医として変死体の検死に赴く機会があり、それによって行く先々の現場で死体を目撃しては倒れている聖鷲を目撃する。
たとえば、ぶくぶくに膨れ上がった溺死体が歩いていたり。
腹部を爆発させて死んでいた妊婦がいたり。
動く生首を目にしたり。
死んでいるのに死んでいない死体とその恋人と出会ったり。
彼ら彼女らの死の真相に、燈子が迫り、目にした聖鷲が倒れる。男女コンビのホラーミステリー。
いくつかの新人賞の一次選考を通過した作品になります。
燈子は警察医として変死体の検死に赴く機会があり、それによって行く先々の現場で死体を目撃しては倒れている聖鷲を目撃する。
たとえば、ぶくぶくに膨れ上がった溺死体が歩いていたり。
腹部を爆発させて死んでいた妊婦がいたり。
動く生首を目にしたり。
死んでいるのに死んでいない死体とその恋人と出会ったり。
彼ら彼女らの死の真相に、燈子が迫り、目にした聖鷲が倒れる。男女コンビのホラーミステリー。
いくつかの新人賞の一次選考を通過した作品になります。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!法医学×オカルト。コメディタッチでいて真摯でグロテスクな癖強ホラミス
婦人科医・花宮燈子は検死のために現場を訪れた。しかし、遺体はどこにもなく、周囲では捜査員達がうずくまってゲーゲー吐いている。どうやら、滝つぼから水死体があがったらしいのだが、その死体はひとりでに歩いていってしまったようで――
起きているただならぬ事態、コミカルな語り口、法医学的知識に初っ端から引き込まれました。
物語は燈子の一人称で進むのですが、読んですぐに彼女がクセの強いキャラだということがわかりました。そんな彼女の視点を通すからこそ、地の文が面白いです。思わず、笑ったり呆れたりツッコんだりしながら読んじゃいました。
でも、コメディっぽいノリの一方で、目の前で起きていることは凄惨で…続きを読む - ★★★ Excellent!!!圧倒的ハイレベルなホラー作品
こちらの作品は冒頭からかなり衝撃的です。
ホラー表現はリアリティのある絶妙なものから、凄まじい残酷な描写まであり、心の内にへと入り込まれるようで恐ろしく、ゾッとします。
キャラクターの立ち回りや情景描写も上手く表現されていて頭の中で映画みたく再生されます。
登場人物の台詞は本当に生きている人間が目の前にいるように感じられますし、物語りの展開もテンポ良く読んでいて飽きがきません。
作者さんは博識な方で物語りには深い奥行きを感じます。
登場するキャラクターがめちゃ魅力的で、終盤は感動です。
私はホラーが大好きで数々のホラー作品を読んできましたが、プロの方の作品より面白いと感じました。
凄く魅力的…続きを読む