心を閉ざした女の子が前を向き始めるシーンって結構好きです
「ずっと、君のそばにいるよ」
ドクン。心臓がはねる。
「この恋は、神様にだって邪魔させない。だから__」
じっと私を見つめる。頬は紅潮し、それはきっと私も同じ。そらしたくても、顔は1ミリも動かない。
「君の願いを、聞かせてほしい」
あぁ、だめだ。
彼の身の安全を考えれば、この手を振り解かなくてはならない。
それでも__
「私は……」
信じてみたい。
「私の願いは__」
十数年ぶりに、そう願ってしまった。
もう、止められない。
止めたくない。
パッと思いついた恋愛もののワンシーン Nemo @s54Gz0
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。パッと思いついた恋愛もののワンシーンの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます