第5話 その頃王都では…
「そういえば最近『女王』さんていなくて『王』さんスキルの人が国治めてるって聞いたっすが、アリス坊ちゃんの知識だと国って『女王』さんが治めるのが普通じゃねぇっすか?」
「『女王』候補はいるようだが、『ハチ』で言うなら『ロイヤルゼリー』を候補の1人に与えて進化させる必要あるように、魔物から取れる魔力の塊『魔石』を特別な加工して与える必要があるのだ。
その『職業』の者が知識にリンク出来る範囲で存在していないので、『女王』になる者がいないのだろう。
で!無駄話はそこで終わりか?
まだスキルの検証は続けていくぞ。」
誤魔化せなかったっす。
スキル連続で使うのツライっす…
「じゃあ!リンク・リンクの説明を求めるっす…」
「そんなものは、
検証が終わってからだ!」
「ひどいっすぅ…」
────────────────
その頃王都ではこんなことがあったらしいっす。
「俺をここから出して下さい!候補の方に『魔石』を加工した料理をお出しするためにもっとスキル修行する必要があるんです!」
「うるさい。今『王』様の統治で国は回っている。
『女王』は必要無い。
当然『女王』を生み出すお前もいらんのだ。殺されないだけましだと思え!」
「……俺は『職業』に沿った仕事をしたいだけなのに……」
王城の地下で捕らえられてる誰かさんの話っす。
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