第24話
殴り掛かる香奈さんの腕を俺は掴んで本人の背中に回した。
「いっ痛いっ!!離しなさい!!ナオ君!」
「あ、スミマセン。つい身の危険が迫ったので護身術を使いました。」
俺はすぐ香奈さんの腕を離す。
「……安心してください、今のはかすみの事じゃありません。」
「え…?」
香奈さんは手を摩りながら俺を見た。
「隣のヤツの部屋が水道漏れで大変だった話です。」
「なんですって!?紛らわしい言い方するんじゃないの!!」
俺は麦茶を飲み干すとシンクに置いた。
「だってあと少しでかすみと身体が繋がる直前で邪魔が入ったんです。不完全燃焼もイイところでしょう?安心しましたか?」
両親は俺の話を聞いて脱力したみたいに息を吐いた。
でも間髪いれずに言ってやった。
「次は確実ですけど。」
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