小悪魔男子に要注意

第1話

ぶっちゃけ、現実離れし過ぎ。



っていうか、もう既に夢だったりして。



いやでも、あたしはこいつのこと煩いとは思うけど、好きなんて思った事ないし、夢ではないか。



でも、じゃあこれは何?





「ねぇ、聞いてる?」




小学生並みの笑顔であたしをのぞき込んでくるこいつ。




「聞いてるってか、」




学校一モテてて、学校一可愛い、あたしより5センチは身長が低い男。




「なんの冗談?」




加えてあたしは何に対しても無気力な女で、別にモテてもないし、可愛いどころか'クールビューティー'なんて呼ばれることのが多い。



ってか、可愛いと言われて居たのは幼稚園まで。






そんなあたしに、学校一支持率の高いこの男が告白?

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