第6話物好き
私は、阿井トオル。
アイドルの女の子。
でも、今日はオフ。
今日だけは、普通の女の子。
でも、マネージャーが後ろからついてきている。
バレバレだ。
まあ、当然かな。
あの角を曲がったら、巻こう。
上手くいかないけど・・・
そして、角をまがったとき、集団とぶつかりそうになる。
その中のひとりの女の子とは、もう少しで転ぶところだった。
「ごめんなさい。急いでたもんで」
「ことらこそ、話に夢中になっていて」
幸い転ばなかったのが、幸いだ。
「あれ・・・あなたは、アイドルの・・・」
「いえ、人違いです」
そのまま去ろうとしたが・・・
あれこの子、誰かに似ている。
いつも、見ているだれかに。
「あれ、あなた阿井トオルちゃんじゃない」
「そうだ。トオルちゃんだ」
何とかごまかそうとするが、バレてしまった。
この人たちは、さっき見かけたグループだ。
そして、大事なことに気が付く。
「あれ、あなた唯に似ていない?」
転びそうになった女の子の、友達が声をかける。
「本当だ。さっきまでその話をしてたんだ」
この転びそうになった子は、河合唯と言うらしい。
確かに、私に似ている。
いつも見ていると思ったのは、私に似ているからなのか?
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