彼らが神を知ることを気にしなかったので、神は彼らを無価値な思いに渡され、不適切なことを行うようにされた。彼らはあらゆる不義、悪意、貪欲、邪悪に満ち、妬み、殺意、争い、欺き、悪意に満ち、陰口を言い、人を中傷し、神を憎み、高慢で、誇り高く、自慢し、悪を企み、親に逆らい、知恵がなく、約束を守らず、情け知らずで、無慈悲である。

ローマ人への手紙1:28-31

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ケヴィンの視点

「悪と残酷さは人間の本当の本性なのか？」（ケヴィン）

最初は、これらの男たちと女たちは私に電気ショックを与えることに罪悪感を感じていました。彼らの腕は震え、顔は歪み、私が痛みに叫ぶと彼らの表情は恐怖に満ちていました。

しかし、それでも彼らの後悔は私に何度も何度も電気ショックを与えることを止めませんでした。痛みは耐え難く、激しい痙攣が私の弱い体を走り抜けました。私の可哀想な筋肉は何度も何度も収縮しました。

最悪なのはこの恐ろしい焼けるような感覚でした。燃える炎が私を焼いているように感じました。目には何千もの針が刺さっているように焼けました。体がバラバラになり、爆発しそうな気がしました。私は何度も失禁し、この苦痛を止めてくれと懇願しました。

彼らは一回ごとに電圧を上げていたので、各ショックは前のものよりも恐ろしいものでした。私の嘆願にもかかわらず、彼らは決して止めませんでした。

そして何かが変わり始めました。彼らの手は震えなくなり、顔の歪みも止まり、彼らの目には徐々に冷酷さが現れました。

彼らは私が苦しむのをじっと見つめ始めました。彼らは私の苦痛を好奇心で見つめていました。その好奇心は抑圧された喜びへと変わり、小さな意地悪な笑みが顔に浮かび始めました。抑圧された喜びは受け入れられた喜びへと変わり、最終的には興奮、そして歓喜へと変わりました。

彼らは私の叫び一つ一つ、どんなに恐ろしい痛みでも楽しんでいました。

爪を剥がされたとき：

「泣き言を言うなよ、そのうち生えてくるさ。」

ナイフで切られたとき：

「すぐ治る、男らしくしろよ。」

最悪なのは、彼らが指を切って、それが再生するかどうか試したときでした。

「おっと、残念だが再生しないな。」

私は泣き、叫び、喚きました。切断された指が小さな血だまりの中で床に転がっている間。それは目を閉じることもできない恐ろしい悪夢と共に何度も何度も続きました。

私はこの地獄の輪の中に閉じ込められ、徐々に精神が壊れ始めました。精神病や植物状態の期間に入り、悪夢を避けるために眠るのをやめましたが、彼らは影に潜んでいました。

最終的に、私は自分と一緒にいる唯一のものにしがみつき始めました。自分が生きていると知る唯一のもの、精神が壊れないようにする唯一のもの。

私は痛みにしがみつきました。それは私の唯一の旅の仲間でした。これはかなり逆説的でした。痛みは私を破壊していましたが、私はそれにしがみついていました。嵐の中で海に迷ったときの救命具のように。それは私の不運と幸運の仲間となりました。この恐ろしい、しかし救いのない痛み、私は毎日、毎時間、毎分、毎秒それだけを考えていました。

そしてもう分からなくなりました。時間の感覚も、自分がどこにいるのかも失ってしまいました。私はユダが私に死をもたらすボタンを押す前の告白を聞きました。

私たちの最初のやり取りから、この男の卑劣な本性は最初の一目で理解していました。彼の傲慢な話し方と視線だけで。私を見ているのではなく、私から引き出せる利益や答えを見ている視線。

彼は貪欲でケチな男で、彼の周りの男たちと同じように答えを求めていました。その飽くなき渇望の中で、彼らは私に最悪の虐待を加え、そしてそれを楽しむようになりました。

彼らは私と同じ人間でしたが、外見だけでした。私は彼らに害を与えましたか？彼らから何かを奪いましたか？

まったくそんなことはありませんでした。ただ純粋な怪物性でした。無防備な人間に虐待を加え、それを楽しむ、これは人間とは言えません。

それは非人間的です。しかし、怪物を非人間的にするのは、彼が人間であることです。しかし、これらの男たちは、自分たちの怪物性を、人間の能力である理性を使って、その非人間性に意味を与えることで正当化しています。彼らは悪を善の道具に変えることに成功し、悪徳を美徳に、美徳を悪徳に変えました。

最終的に、それが起こりました。この電撃はすべての中で最も恐ろしいものでした。私は麻痺し、その痛みによって硬直していました。皮膚が焼けるのを感じました。自分の肉が焼き網で焼かれるただのステーキのように変わっていく恐ろしい臭い。

そして何もなくなりました。痛みも、臭いも、光も。私と私自身、そして絶対的な闇だけ。

私はすぐにこれらの男たち、いや怪物たちを思い返しました。彼らの行動と私が経験したことから、怪物とは人間性が欠如した存在ではなく、人間性と非人間性が共存する存在であることを理解しました。

彼らは私に対して共感の欠如を示したのでしょうか？共感とは、他者の運命に敏感であり、自分の姿を他者に認めることです。しかし、彼らは私の苦しみに自分を認めませんでした。だから彼らは共感的ではなく、したがって無感覚なのでしょうか？

いいえ、もし共感の欠如が他者の運命に無関心であることを意味するなら、彼らは無関心ではありません。なぜなら、彼らは私が犬のように苦しみ、もだえ苦しむのを楽しんでいたからです。

これらの男たちに欠けていたのは共感ではなく、思いやりと哀れみの欠如です。彼らは親切心が欠如しており、親切心は共感と組み合わさって思いやりと哀れみを形成します。

彼らは共感的にサディスティックな人々です。しかし、彼らは常にそうだったのでしょうか？

私はそうだと思います。それは彼らの心の奥底に埋もれていただけです。最終的に、

「もし悪と残酷さが人間の本当の本性であるなら、それと戦うべきか、それともそれを表現させるべきか？」（ケヴィン）

地獄と滅びは満ち足りることがない。同様に人間の目も満ち足りることがない。

箴言27:20

私は再び終わりのない虚空に落ちました。再び正気を失うのは避けられませんでした。時間と空間の感覚を失い、私の精神は再びパズルのようにバラバラになり始めました。

前回と違う唯一の違いは、私に体があったことです。そのとき、痛みが私を狂気から救ったことを思い出しました。だから、私はやるべきことをしました。私を苦しめ、私が必要としていたその痛み。

私は手首に血が出るまで噛み始めました。自分の歯が自分の肉に食い込み、皮膚の欠片を引き裂くのを感じました。素晴らしかったのは、私の精神が再び痛みにだけ集中し、それにしがみつくことでした。

傷は癒え、また始めることができましたが、少なくとも私の精神は集中できました。自分自身を食べているので、これはカニバリズムだと言えたかもしれませんが、そんなことはどうでもよかったのです。

突然、虚空に轟音が響きました。私は視線を下に向けました。巨大な黒い稲妻と霧が見え、私はそれに向かって落ちていきました。

この領域に到達すると、稲妻が私を打ちました。その痛みはこれまでに経験したものを超えており、彼らは何度も何度も私を打ちました。一方で、黒く厚い霧が私の鼻と口から入り込んできました。霧は私の体の隅々に満ち、呼吸を妨げました。

私は窒息し、咳をすることさえできず、文字通り溺れていました。一音も発することができず。落ちるにつれて、稲妻はますます激しくなり、霧はますます濃くなりました。

死の中で死ぬことができるのか、それが私の問いでした。この新たな苦痛はどれくらい続いたのでしょうか？分かりません。私は再びできる唯一のことをしました。痛みにしがみつきました。

落ち続け、今や雷に打たれ、霧で窒息し、それは永遠に続くように感じました。最終的に、霧は私に入り込むのをやめ、雷も私を打つのをやめました。私は解放されたと思いましたが、巨大な黒い稲妻が私を打ち、前の雷の10倍の大きさでした。

私の体は燃え、黒い炎が体に現れ、制御不能に痙攣しました。霧がもう呼吸を妨げていなかったので、私は叫び、声がこの終わりのない虚空に響き渡るほど強く叫びました。

私の叫びはすぐにさらに恐ろしい声にかき消されました。最初に聞いたあの声です。それは私の体と虚空全体を震わせました。

「再び、この第二の深淵への降下によって、黒い業が進行する。」（？？？）

「お前は誰だ！」私は全力を振り絞って言いました。

返事はなく、闇が完全に消え、目を開けるとユダが地面に倒れていました。彼の体から煙が立ち上り、雷に打たれたようでした。

私は周りを見渡し、怯える他の科学者たちを見ました。そして目を上げると、天井に巨大な穴が開いていました。外には美しい青空が広がり、鳥たちがさえずっていました。