『あとがき』
今回は、『【世界異次元旅行記】ミスターロコモーティヴと亡国のピアニスト』を読んでいただき、ありがとうございました!
今回で第4弾になるこのシリーズですが、前回前々回、前々々回も読んでくださっているみなさまには驚きの展開になったのではないでしょうか?
そう! まさかまさかの、汽車から降りる従業員が現われた!
それがアダムだったなんて、と。
汽車のブレイン、アダムが降りちゃってこの先大丈夫なの? とご心配される方もいらっしゃると思います。そんな方々に、作者のわたくしから──……
わたくしも、心配です!
この先どうしようかな。アダムを失って、汽車の従業員たちは寂しいだろうな。
でも、彼らなら、きっと大丈夫でしょう。アダムとの楽しい思い出たちを大切にしつつ、前に進んでくれると思います!
それにしても、今回はいつも以上に重たいテーマになりました。
戦争について、詳しいことを書こうと思えば、もっと入り込んで書けたかと思います。しかし、あくまでこれは、汽車の物語であります。汽車と戦争、どう書いたらいいのか。これが正しい書き方なのか、凄く悩んだりもしました。
世の中から戦争が無くなりますように。賢い人間なら、できると信じてます。綺麗ごとですかね? でも私は信じてます。
と、ちょっと重たい話になっちゃいましたけど、今回はかなり、アダム君のやりたいようにやらせてみました。ラストも、アダム君の意思です。本来のプロットは全然違う形で終わっています。みなさんに見せたいくらいです(笑)
ここで、番外編の話もしますね。
『操り人形とつくもの祈り』は、本編が重たい内容ですから、ライトな、可愛い話にしようと心掛けました。
普段ピックアップされることのないマリアとマルコですが、カノジョらの物語もちゃんとあるんだぞ! というのを書けて満足しています!
ネット小説にしてはページ数えぐいことになってしまったのですが、楽しんでいただけたのなら幸いです(笑)
では、長くなりましたが、これにて失礼いたします!
では、また! 汽車でお会いしましょう!
ありがとうございました!
【世界異次元旅行記】ミスターロコモーティヴと亡国のピアニスト サトウ サコ @SAKO_SATO
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