第21話

…まあ、逃げたり、仕掛るような事をするつもりは無いが。



こんなに薄手でいいのか、はたまた、これも何かの策なのか。



「…関係ないか、私には。」



そうだ。



新撰組も、何も関係ない。



彼等がどうなろうが、知ったことでは無い。



「…。」



それよりも、彼女が此処を出るのにどうすればいいかを考えなくてはいけないようだった。



急ぐ必要はない。



それでも、やっぱり焦りを感じているのは事実だ。



いつばれるか分からない・・・・・・・・・・・



暫くは様子を見なくては。



そう自己完結して考えるのを放棄すると、蝶は再び夢の中へと飛び立っていった。





















「これも報告かいな?あー…めんどくさ。」




そんな誰かの独り言には、耳も傾けずに。

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