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戦嫌いの武神と小国の王子

戦嫌いの武神と小国の王子

ミド

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★★★
★24
8人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 武江成緒
    2617件の
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    ★★★ Excellent!!!

    仏になる前のあの人が、神々の王に、何度目かに巡り会って問うた話。

    「神」というと、人間から隔絶した絶対的なものを思い浮かべるかも知れない。
    あるいはまったく擬人化された、ただの人間と変わらないものを思い浮かべるかも知れない。

    だが「神」であるならば、それは確かに人とはかけ離れたもので。
    同時に「神」と「理解」できるなら、それは人智を超越しきってはいない、この世の理の内にあるものなのだ。

    だから、ある時代以前の、いまだ神が人智を超越しきっていない頃の神々は、偉大なるものでありながら、人と変わらず、衰え、病み、そして死に、それまでに苦しみ続ける。
    それに挑み、何度目かの生まれ変わりの果てにまた問いを投げかけた「あの人」は、いかに重いものを超越したことだろうか。

    ちょっと目を閉じて、思いを馳せてみたくなる話。

    • 2026年6月3日 04:47