第3話
連れてこられたのは喫茶店。
「俺の行きつけここでゆっくり話をしよう」
からんからん。落ち着いた雰囲気のお店だ。
席に向き合って座ると
「自己紹介しましょうか。大野拓人。23大学生です。夜は映画館でバイトしてます。」
「松本ミユ。22歳書店員です。」
何だろうこれ合コンみたいだ2人だけど。
それにしてもコーヒーの良い匂い。ブラックだと飲めないけど匂いは好きなんだよなぁ。
「拓人珍しいな誰かと一緒に来るなんて
はいいつものお姉さんにはケーキサービス」
「ありがとうございます。」
店主かな。黒髪にメガネ後ろの余った髪をくくってる落ち着いた大人の男性って感じだな。
ミルクティー2ショートケーキ美味しそう。
「おい口説いてんなよ」
「バーカお姉さんごゆっくり」
ふふ仲いいんだなぁ。
「良かった連れてきて。笑顔が見たかったんだ。泣いてる顔はじゃなくて素直に笑ったら可愛いと思ったので」
「ありがとう」
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