第17話
実際私には影知という双子の兄がいたらしいから気にもとめなかった。『いたらしい』というのは、私は覚えてないということで。物心ついたとき、影知はもうこの世にはいなくて、影が私の中にいた。ロマンチックに、より幻想的に考えると影=影知。
影知は死んでしまったけど、そのかわり、私の心で生き続けていると言えるのかもしれない。
「ヒカリ、洗濯物、片付けちゃってね。影も、二人とも早く寝ちゃいなさいよ」
「はーい、おやすみなさーい。」
私と影はきっと笑顔でそう言って。お母さんもおやすみって言って笑った。
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