【犀川賞受賞作】決定回避の法則：17アイスクリームと31アイスクリーム

初めまして、あー！あの自動販売機のやつですね！
子供達につい買っちゃう用のやつ。
31アイスクリームの話で食べたくなってきた。
ラムレーズンが食べたい＞＜
飯テロ；；

31もアイスがあるなんて……17ならまぁ何とか……と思っているあなたへ。
それ、法則になっているみたいです。
そんなんやったら31よりも17の方がウケるはずやんけ！　なんでや！　……と言いたくなることでしょう（なぜか関西弁）
でも、31もさるもの、そこはさらに策を打ってきているようです。

たった1,500字に満たないエッセイですが、そういう共感と逆転があって、いい味出してます。

ぜひ、ご賞味あれ。

軽く読めるエッセイです。

アイスのお話。
そう、みんなご存知、あの、甘〜い美味しいアイス屋さん。
そこには、甘〜いカップルたちが……。

カップルを見る作者さまの目がおもしろい。

そこはおいといて、アイスの話がいつの間にか経済の話になっている。
読了後は、「ふむ……。」と、二つのアイス屋さんのたどった道に想いを馳せてしまいます。

おすすめですよ。
ぜひ、ご一読を！

　アイスクリームと聞いて浮かぶ数字といえば、17と31だろう。
　国民的な知名度を誇る両者だが、そのあり方は対照的と言ってもよい。

　アイスを頬張るあなたに贈る、つめたくてタメになるエッセイ。

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　子供の頃に通ったスイミングスクールの前に、17の自販機があった。お小遣いがなかった自分はそれはそれは憧れて、送迎バスの中、買ってる坊やを羨ましく見つめたものだった。

　17はアイスクリームの自販機という発想もさることながら、ワクワクを与えるデザインも、人気の秘訣のような気がする。
　鮮やかなカラーリング、各アイスの見た目と概要、愛嬌のある17君（仮）に惹きつけられる。自販機とは思えない…続きを読む