かしこい悪霊ほど怖いものはない

主人公の小学生は、窓の外から「ぶらさがり女」がぶら下がっているのを見てしまう。

「ぶらさがり女」は、ある呪文を唱えれば、現れなくなる。
それで、主人公は呪文を唱えたはずなのに……?

「ぶらさがり女」に対処しようと奮闘する主人公だが……。


幽霊のかしこさが人間を上回り、巧妙に罠にかけてきた場合、我々はどう対応したらいいのか?
――いや、なすすべはない。

ゾクゾクしました。暑い夜に読みたい一作です。

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