†蜘蛛の糸†

貴方達は、独りが怖いから・・・

蜘蛛のように、糸を吐き出しながら・・・

ひたすらに、獲物が掛かるようにする・・・

『また、1人かかったよ。』なんて・・・

色々な人達が、蜘蛛を恐れ・・・

蜘蛛の糸に掛かり、命を守る・・・

そう。僕を潰し命を守るように・・・

そう。僕を潰していたい蜘蛛達のように・・・

今夜も蜘蛛のように吐き出される・・・

汚い欲望に、皆命を守れと自ら掛かる・・・

蜘蛛達は、ただ楽しそうにする・・・

『アタシ達は、貴方より上なんだよ。』と・・・

僕を嘲笑い、糸に掛かった皆を・・・

まるで操るように、僕を潰させる・・・

僕を潰していたいのは、自らの欲望だけ・・・

まだまだ蜘蛛達は、楽しみながら糸を吐く・・・

周りは自ら掛かり僕を潰す・・・

自分の命だけを守る為だけに・・・

僕はそれすらも、見ているだけ・・・

また蜘蛛が掛かった皆を操るように、僕を潰させる。終わる事すら知らないのか、欲望は止まらない。蜘蛛達は笑う。『所詮アタシ達は上だから。』とだけを言いながら・・・

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