・・・君と手・・・

第15話

いつも、君と手を繋ぎ・・・

2人で一緒に居たね?

でも、君の手を離した日もあった・・・


君があの時、何も信じられなくなった・・・


僕の笑顔すらも、君の閉ざした心には・・・

跳ね返ってしまったね?

君は独りぼっちだったのかな?


連絡しても、返信も無くて・・・


君は何もかも心を閉ざしたあの日・・・

今は君は隣りに居て・・・

一緒に手を繋いで・・・


今でも君に聞きたいんだ・・・


何故あの時、全てを信じなかった?

君に何があった?

僕すらも、信じない位に・・・


でもね?君の雨のあとの君の笑顔・・・


綺麗に空に虹が、かかった・・・

あの日を、僕は今も忘れない・・・

いつもよりも、輝いたあの笑顔を・・・


2人で、いつも一緒だったから・・・


君が居るのは『当たり前』

そう思っていたから、寂しかった・・・

ただ、心配だった1週間・・・


君から連絡が来た、あの夜・・・


僕の心にも、虹がかかったよ?

今も忘れないあの日・・・

今日も2人で、笑顔で・・・



いつも一緒だと『当たり前』になる、君の笑顔。あの寂しく、不安だった1週間が教えてくれた君の大切さ。あれは神様のいたずらだったのかな?君の大切さを知る為のね?


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

☆わにかがみ☆ 桜桃 真琴/サクラモモ マコト @sakura_momo_makoto

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る