・・・君が僕に・・・
第10話
君が僕に、強がる度に・・・
君の弱さが見えるよ?
君の笑顔を見る度に・・・
君の寂しさが見えるよ?
君はいつもそう・・・
自分だけで抱えてさあ・・・
何も言わなくて・・・
『助けて。』その一言すらも言えなくて・・・
『助けて。』が『大丈夫。』
『安心して。』『平気だよ。』に・・・
上書きされて・・・
独りで居て、何があったの?ただ聞きたくて、聞けなくて・・・
君の心の傷に、何かが触れた・・・
そして君は全ての『助けて。』が・・・
『大丈夫。』『安心して。』『平気だよ。』
泣きそうな瞳で繕った笑顔をして、上書きしをして・・・
僕が見ていない。そう思った時に・・・
ふいに見せる。何も言えない位に・・・
寂しそうに、小さなため息・・・
『助けて。』が沢山上書きされて・・・
君が言いたくないのは、傷跡・・・
それだけ傷ついたんだね?
でもね?いつかは君も素直になれるよ?
そして僕に1番先に言ってほしいな?
こうやって、いつも楽しく生活が出来るって幸せだな。って。幸せにした人が例え、僕じゃなくても・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます