第47話

会うことになった私たちは久しぶりに学校に行くことにした。帝くんが許可を取ってくれたみたい。まぁ見つかって逃げるみたいなのもやってみたかったりするけど。だって一人じゃ絶対できないし。

「懐かしい〜」

と言っても帝くんや雫ちゃんと過ごしたのは2回目の時。本当だったらことして一緒にいるのはおかしいんだよなぁ。なんて。

「なんで学校?カフェとかでも良かったのに。」

2人は驚いたように私を見て笑い始めた。

「変わってないな皐月。自分が言い出したの忘れるか普通」

「本当だよ。でもらしいよ?3人で埋めたでしょタイムカプセルを。」

タイムカプセル埋めたかなぁ?まぁいいや。掘り起こせばわかることだし。

「よしやってみよ」

気合を入れたのはいいものの場所がわからないので2人に

「どこ掘ればいい」

それを聞いた2人はまた言ってるって感じでものすごく笑い出した。

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