第21話 les petites étoiles d'Argent #1

【L'étoiles d'Argent】

【les petitesétoiles d'Argent #1】

12月24日(火)

【ゲランのアイシャドウの夢を見た】

昨夜の夢はゲランのアイシャドウの夢を見たけんじゃは教室棟の四人部屋の寝室にて、メイクボックスの中のクリスマスコフレを思い出して、美しいゲランブティックと帝国ホテルの思い出にひたる聖夜だった。思い出というものは満天の星空ゼトワールのように煌めく六等星亭のような美しさがあるかなぁと、ペンパルに送った桜と藤の花色のようなアイパレットを思い出して、そんな感じの夢だったねと付け加える美しい夜空の煌めきの聖夜の夢は星々の彩りのようでとてもロマンティックだった。

本日のパラガス流モーニング・ティーセレモニーは鶏ガラスープの豚骨醤油ラーメンにロンネフェルトのアールグレイにジャスミン茶とパーフェクト・フィグルイボスティーといただいて、窓辺とお庭と教室棟の鉢植えに朝の灌水作業などを済ませたり、軽めのガーデニング作業などをたしなんで、まったりと。

先日、ガラスのペンとバチカン美術館コラボインクの新感覚な絵画体験をしたしあわせな満天の星々に煌めく聖夜の想いを乗せて……ヤンデレラけんじゃの原稿に星々を描き加えて……【les petites etoiles d'Argent】とタイトルを内枠内にコピックマルチライナーで書き加えた。

パラガス流モーニングのフィーカはクーヘンマイスターのクラシック・シュトーレンに惑星探査機クッキーのプラネットCにルイボス・オレンジ・クリームにミヒェルゼンのオレンジ・キャンディスをひとさじ加えて……すると身体はぽかぽかと温まり、至福のパラガス流モーニングのフィーカを楽しんだゆうしゃ一行は煌めく朝陽の木洩れ日の中で仲良く朝活していた。

イレブンジスはおおだいんお兄さんからのクリスマスプレゼントの野菜をもっと北海道産かぼちゃのほっこりスープと白米に昆布の佃煮とパーフェクト・フィグルイボスティーとジャスミン茶といただいて、クリスマスブーケとクリスマスオーナメントを飾り付けて……ロンネフェルト松江さんのグリューワインティーをギフトボックスに収納して、しばし午睡のまどろみ感が心地よく、アイ★チュウで聖夜のお誕生日を祝ってお誕生日のクリスマスブーケを飾り、推し活に励んだジュドーの代役さんのお誕生日だった。

シエスタ休憩の時間帯に郵便受けからお手紙を受け取り、今日はフロマージュさんの着払い納品をペイした後払い葉書が届いたので、昨日カーチャンに渡した封筒と一緒にクリスマスブーケの後払い決済のバーコードが届いたら三件とも封筒の中のお代でぴったりか数ゴールドあまるので支払ってもらっておこうと、カーチャンのお仕事が終わって帰宅したら渡そうと思った推し活けんじゃはクリスマスの飾り付けをみんなで教室棟で眺めながらクリスマス会を楽しんでいた。

クリスマスディナーはクリスマス・ランタンの灯りをともして、骨付き鶏モモ肉の唐揚げにサラダにりんごにティラミスタルトになめことお豆腐とわかめのお味噌汁に白米おかかにジャスミン茶とパーフェクト・フィグルイボスティーといただいて、ジエノゲストと泌尿器科と院長先生と神きゅんの神製薬のおくすりを服薬して……夜の美しいシドニーの街並みへと移ろいゆく景色を眺めながらクリスマス・ランタンの明かりを消して、聖夜の物語はかくも美しく紡がれてゆくのだった。ここシドニーの街で……。

【聖なる夜のクリスマス会】

12月25日(水)

【les petitesetoiles d'Argent】

聖夜の日付が変わる頃……とてもロマンティックな聖なる夜の教室にクリスマス・ブーケと聖家族のステンドグラスとクリスマス・ツリーやクリスマス・プレゼントが飾られており、ゆうしゃとけんじゃはシーブックや神きゅん達と一緒にカレーうどんやクーヘンマイスターのクラシック・シュトーレンをモンスタープラム・ルイボスティーといただいたり、クリスマス・プレゼント交換をしたりした。

クリスマス・プレゼントはリリアベル商店街の宝石屋さんで買った四つのフォーエバーフレンズのためのブレスレットをまずシーブックと神きゅんとゆうしゃとけんじゃは割り勘で買っていたので、それが共通のクリスマス・プレゼントで、クリスマスから寒中お見舞いの折り綴じ本の原稿八枚を教室に飾ったりしながら……ゆうしゃは神きゅんやシーブックが見守る中、けんじゃにしあわせのシックスペンスモチーフのぎんのペアリングをプレゼントして……それぞれ分かち合った。

四人はとてもしあわせな聖なる夜を過ごして、シックスペンスだからかもね……などと神きゅんとシーブックはゆうしゃと一緒に選んだクリスマス・ペアリングの思い出を共有して、笑いあった。

パラガス先生とカロル先生はクリスマス・プレゼントボックスを持っており、みんなにクリスマス・プレゼントボックスを渡した。

お花屋さんがクリスマス・ブーケと一緒にサプライズしてくれた綺羅星のクリスマス・オーナメントがそれぞれクリスマス・プレゼントボックスを開くと入っており、とてもお洒落で思い出になるねとチョコレートコスモスや赤い薔薇にアメジスト色のスイートピーにいちごホイップによく似たカーネーションにバラ色のアルストロメリアにプロテアの仲間にクリスマスツリーの葉物などが美しい彩りの教室のクリスマス・ブーケを眺めつつ、クリスマス会は教室で和やかに行われた。

冬休みの間、カロル先生とカーチャンはクリスマスイブとボクシングデイに夏の強化合宿をしていた時のように子ども達の面倒を見たりクリスマスイブのちょっとしたクリスマスの催しをしたりしていたので、クリスマスイブの日中はカーチャン達は忙しく、おおだいんお兄さんからのクリスマスプレゼントの北海道産かぼちゃのほっこりスープとおかかごはんに様々なお茶でそれぞれクリスマスランチを楽しんだのだが、野菜をもっとスープは温めるときにシャアのカップヌードルコラボの耐熱カップがちょうど良い感じに温められて良かったねなどとおはなししたりもした。

今宵はとても素敵なクリスマス会……ロマンティックで優しい聖夜の物語はかくも美しく紡がれてゆくのだった。ここシドニーの街で……。

夜の美しいシドニーの街並みにクリスマスの彩りがとても綺麗で、深夜のクリスマス会を終えると各自教室棟の四人部屋の寝室にてゆっくり風邪っぴきけんじゃ達は休むのだった。

とても良いロマンティックな聖なる夜だねなどとおはなししつつも夜は更けてゆくのだ。

そして朝になり、カーチャンが味噌煮込みうどんを作って配膳してくれたので、モンスタープラム・ルイボスティーとジャスミン茶といただいて、聖なる夜が明ける……夜明けの空と下弦の月……二十六夜月が近い……そんな月齢の星空を見上げた。

美しい星々の煌めきが夜明け前の朝方に爽やかな輝きや彩りを添えて……時にシンフォニックに時にリリカルにささやいてくれる。

美しい詠唱のような清らかさがまた雅やかなのだ。

クリスマス・ブーケのクレマチスのつぼみがキュートな十二夜のはじまりは……とても美しい聖なる夜の物語だった。

ゆうしゃ一行は朝の六時を迎える頃……クリスマスのお楽しみがぎゅっと詰まった聖なる夜を過ごしたんだねなどとおはなししつつも、パラガス先生とカロル先生とパラガス流モーニングを楽しみつつパラガス流学習法で朝活していた。

そしてクリスマスの六時半頃にもなるとマジックアワーがはじまる時間帯で……みんなで朝陽を眺めたり、軽くガーデニング作業などをたしなんで、ごく軽い運動で基礎体力を維持すべく日々を豊かに彩り深く過ごしていたゆうしゃ一行はとても素敵なクリスマスだねとおはなししていた。

【てんつく病院採尿室七不思議】

本日のパラガス流モーニングはクリーミーボロネーゼにセイロン・ディンブラにミヒェルゼンのオレンジ・キャンディスをひとさじ加えて……至福のパラガス流フィーカなのだ。すると身体はぽかぽかとぬくまり、窓辺とお庭と教室棟の鉢植えに朝の灌水作業などを済ませたりしていたら、やはりてんつく病院の採尿室で風邪に感染したのだろう。咳と鼻水がとまらないヤンデレラけんじゃはピーエルを服薬して……安静めに隔離されているしかないかも試練……この物語はてんつく病院採尿室七不思議のひとつとして後世に語り継がれているピクニック&クリスマス・パーリィ編に詳細が伝承されている。

それはある年のクリスマス・イブの前日だった。

ヤンデレラけんじゃはファたそのつきそいでてんつく病院採尿室七不思議の新たなる詩の物語を紡ぐのだった。

愛★船詩……そう……新たなる詩はそのような語りはじめだ。

タンザナイトやアメジストのようなスミレ色のアスターのクリスマス・ブーケが朝陽にくっきりとその透明感のある花色を映えさせて……とその詩の一節にはあるのだ。

とても美しい詩であり、これがてんつく病院採尿室七不思議のひとつとして有名な聖夜物語なのだ。

タイトルは小さき星々の銀貨と呼ばれ、謡われる時は蒼いうーくんが画面上を飛び跳ねるのだ。

するとまもなくファたそが料亭のお仕事から帰ってきて……ホットサンドをイレブンジスにいただくことになりそうなクリスマス・ランチのセッションに切り替わってゆくのだ。

ワイフはマヨネーズがお好きのくだりである。紳士はダイヤモンドがお好きなのだ。

つまりダイヤモンド・サルベージの舟歌でやはりバルカロール調のメロディーラインが主旋律を先導するようにサポートしてくれる愛の舟歌なのだ。愛★船詩とはまさにこれであり、新たなる詩であり、これがてんつく病院採尿室七不思議の聖夜物語なのだ。

愛のダイヤモンド・サルベージは由良なしには語れない玉響のバースデーなのだ。デイジーにアメジストに……お誕生日の由良の特等席つまりお誕生日席であり、お誕生日咳はピーエルが効いたため……由良のお誕生日咳は治癒してゆくだろうと推察される。

なにしろてんつく病院採尿室七不思議だから治りは良いのだ。

パラガス先生はその壮大な玉響の記を記すと、てんつく病院採尿室七不思議の詩を紡ぐのだった。

ファたそが作るホットサンドをセイロン・ディンブラといただいて、シエスタ日和のクリスマスだった。まさにクリスマス・オラトリオのような静謐なる禅の世界がパラガス流フィーカにはあったからだ。モウマンタイ。

満を持してそこでサンタ・グラーフは言われた。ボクシングデイはエビワラー会長のポケモンボクシングジムに来るようにとサンタ・ハイドロフォンでみんなに電子メールを送っていた。

冬の強化合宿がはじまるのかな……だってボクシングデイのポケモンボクシングジムだよ。もうエビワラー会長のポケモンボクシングジムに通うなら今でしょと言わんばかりの、我は感無量ナリィとのたまうサンタ・グラーフはキテレツのママがみんなに作ったクリスマスのお弁当を食べた。

やはりキテレツのママの味は秘めたる才能を紡ぎ出すのだろう。

サンタ・グラーフは感動していた。ママの味に。明日はボクシングデイなので、サンタ・グラーフは夜なべして作ったポケモンカードを袋詰めするとラッピング袋はホログラムの星々の煌めきが美しいので、神絵師サンタ・グラーフが描いたお手製ポケモンカードがきらきらと光るのだ。

サンタ・グラーフはエビワラー会長の看板犬三太郎の首にクリスマス・オーナメントのかんざしで留めたクリスマス・プレゼントをそれぞれしょっている可愛らしいわんことエビワラー会長のイラストを夜なべして描いていた。今年のクリスマス・カードはボクシングデイに配ると決めていてポケモンボクシングジムの可愛らしいイラストを描いたのだ。


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