第39話





 零二と手を繋いだまま来たのは、ショッピングモール内にある、ハンバーガーショップ。



「さて、何にする?」



 レジであたしの顔を見て聞いてきた零二。それにあたしは、メニュー表を見る。



 定番のチーズバーガーか、それか……。



 数秒迷ったが、選んだのはチーズバーガー。零二はダブルチーズバーガーを選ぶと、持ち帰りで受け取る。



「少し静かな場所で食べよう。なんか、見られてるからさ」



 零二が笑顔であたしに言うが、実際は零二だけだ。



 やっぱり、零二ってモテ顔なのか……。



 やはりあたしには基準が分からなくて、周りの女子の目を見て知る。



「零二先輩って、モテるんですね」

「えっ!?またそれ!?」



 あたしが笑みを見せて言った言葉に、零二は一週間前のあたしの発言を思い出してまた、驚きの顔を向ける。それに笑みを見せたままでいると、零二はため息をつく。



「恭ちゃん……冗談言わないでよ……。一応、黒豹のメンツ……てか、俺達ってモテてるんだよ?」



 知ってるでしょ?とでも言いたそうに、あたしの顔を見て零二は、困惑している顔で話した。それにあたしは苦笑いで返すと、零二はさらに話す。





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