誕生日

第2話

「…ぁ……夢」



懐かしい夢を見た。


何気ない日常の一部を今でも覚えていて…時折夢を見る。

3年前、路地裏でチンピラに絡まれていたら警官2人が割って入り、チンピラから私を助けた。



その時会った男、横を通る時に一瞬見たあの瞳…背を向けていても貫かれるような視線を感じた。



「いい加減、起きよう」



時間は無限じゃない、早く支度をしないと朝食に遅れてしまう。


割と気に入っている制服に着替え、母譲りの茶色の髪を整えて離れの部屋から皆の所へ向かう。



高無組には決まりがある。


朝は皆で朝食を食べること。

けして遅刻してはならない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る