プロローグ

第1話

「姉ちゃん、俺らと大人の遊びしようぜ」



夜、繁華街の路地裏で男3人に絡まれている少女がいた。



「おい、その子から離れろ」


「それとも逮捕されたいか?」



その現場にたまたま通りかかった警官2人は男達に圧をかけると、逮捕と聞いた男達は尻尾を巻いて逃げ出した。



「大丈夫か?」


「はい」


「怖かっただろ」


「助けてくれてありがとうございます。それじゃあ」



少女は大した会話もせず、かといって怖がり震えた様子もなく、むしろ涼し気な凛とした表情をしていた。


警官の横を通って路地裏から出ると、



「やっと見つけました!」


「お嬢どこに行ってたんですか」



堅気とは到底思えない男達と行ってしまった。


“お嬢”と呼ばれた少女の消えた方をじっと見つめる1人の警官。

彼はその時あることを決めたのだった。



それが、高無組組長の娘、高無 鈴と百目鬼 慶の出会いだった。

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