第50話
強引に助手席に乗ってくることもできたのに、女はしなかった。
車に寄りかかることも、触れることもせず、佇んでいた。
話を聞いてみようと思ったのは、それもある。
「……興味本意ならお断りしますが?」
少し冷たく突っぱねてみた。
「興味本意よ。一晩買ってちょうだいな」
見上げると女はまたふわりと笑った。哀しい笑みだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。