第39話

「あとね…私のことは信じられなくても、エイジだけは、信じてあげてね」

パーカーのポケットに手を突っ込み、息を吐く。

「……気が向いたらね」

ぶっきらぼうに返事をした。


二人の司令官に裏切られてしまったので、今はできそうにない……

気が重い…


「スイちゃん、お菓子好き?」

「は?」

「お菓子でも、なんでも持ってきていいわよ。今日はいつも以上に腕を振るっちゃう」


俄然やる気の美羽に反し、スイは日本では見たことのない規模の巨大なスーパーマーケットを見て、暫し呆然と立ち尽くしたのだった。

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