第37話

美羽は首を緩く振る。否定。

「十年近く、傍にいるけれど…。人間て普通の人同士でも、変わらないと思うわ。スイちゃんはどう?アキくんとライくん、だったかしら?」

「そうよ。そうね……本心なんて……わかってないかも……」

今更ながら考え込む。


あの閉鎖的な生活でも、スイは満足だった。

遺伝子の違いかもしれない…。


あたしは、戦闘向きみたいなことをあの二人は言ってた…


だから、出なくてもよかった

表の生活に憧れたことなんてなかった


戦闘訓練の方が魅力的…


あの時……初めて知った…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る