第4話
見合いをする噂はすぐに病院中に広まった。
ハヤテは至極居心地が悪かった。
甥たちは服装について盛り上がる。
「おじさんなら何でも似合うよな」
「夏だし、浴衣とかな」
「いいね~」
「よくないバカ者。スーツだ」
三人が見ていたファッション誌を取り上げる。
「おじさん真面目すぎ」
「エイジおじさんみたいにフランクにいこうぜ~?」
「エイジとは環境が違う」
ファッション誌をパラパラ捲りながら答える。
ハヤテは医者になってからこれまで毎日Yシャツにネクタイ、スラックスばかりでお洒落をしたことがなかった。
「…おじさん…学生時代、何着てたの?」
「いや、学生時代はコレみないにそれなりにな…。だが、元々私はインドアだから仕事に追われてるうちにお洒落から遠ざかってしまった」
「ちょっと待ってて」
甥たちはリビングを出て行った。
暫くして服を持って戻ってきた。
「何だ?それは」
「エイジおじさんのだよ」「比べられるのは嫌いだぞ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。