第14話

___そう決めたはいいものの、学校では相変わらずだ。



時間になって登校すれば下駄箱に上履きは入ってないし、机の上にご丁寧に花瓶にいけられた花はあるし、お昼休みには…。



「川崎くんとさっさと別れろよ」



呼び出されてこんなことを言われるのは日常茶飯事。

私実は姫なんかじゃなくて、付き合ってるのは私の妹である苺なんです…とは口が裂けても言えない。



言ったら私が川崎に殺される。

2ヶ月後を待たずして死を迎えてしまう、それだけは避けなければ。



総長である川崎のチーム、紅竜は南地区を仕切っている暴走族で、この地区で彼らを知らない人はほとんどいない。




北地区、東地区、西地区にもそれぞれ族があって確かどこかにすごく強い関東一のチームがいた気がする。

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