第38話
そこで、一応騎士団隊員になるのだからとテストを受けた。
王と騎士団長の前で、隊員と軽い手合わせをしたのだ。
――そこで、本能が目覚めた。……寸でで理性で相手の木刀を弾く程度で止まったが、危うく手首を砕くところだった。
状況を理解した頃には、正式な隊員に……決定していた――。
それでも、五年半、自制に自制をかけて、普通の隊員と同等なレベルで戦場を生き抜いてきた。
つもりだけで、気付くと第四部隊の班長にまで出世していた。
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