若者は本当は最愛の恋人と結ばれたかったはずですが、
その幸せを目の当たりにして、身を引いたわけですね。
そして、
灯台もと暗し。
若者はムカデの美女と、
良い関係を築いていくのでしょう。
めでたし。めでたし。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
5話全部にコメントをいただき、本当にうれしかったです!!
反撃のご期待に添えず、申し訳ありません!
身を引く結末となりました。
モヤモヤ展開を書いてしまったので、皆様からのご意見ご感想を真摯に受け止めようと思っていたのですが、受け入れていただけてありがたいです。
めでたしめでたし、と感じていただけてよかったです!!
若者とムカデの美女は、マジシャンと助手になって世界中を旅することでしょう。
世界的な有名マジシャンになると思います…!
(他のお話にゲスト出演させたいと計画中です)
決して望んだ未来ではないけれど、結果それなりの幸せに辿り着く。人生はまさしくこういう感じですね。勧善懲悪の話かと思いきや、それよりももっと深い、味わいのある結末でした。とてもよかったです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
続きものでしたが、追っていただきありがとうございました!
>それなりの幸せ
いい言葉です!!
すごく好きです、「それなりの幸せ」。
それなりが一番いいですよね。
そう思っているから、無意識にそういうお話になったのかもしれません。
>勧善懲悪~
私のお話は、悪いことをした人が罰されないので、大学の文芸部ではお叱りを受けることが多いです笑(でも書きたいものを書いちゃうのですが笑)。
なので、その部分を評価していただけて、とてもありがたいです。
味わいを感じていただけてうれしいです…!!
三上さんの作品はすべて読んでいますが、この作品がいちばん心揺れる作品だと感じています。非常に乱れた読後感を味わえます。他人のしあわせが、自身を傷つけるという展開が、はじめはショックで「そうか、そういうこともあるよな」と、文章が喉を通らない感覚がありました。しかし再読すると、とても「素の人生」に感じられて、改めて現実に目を向ける機会になる。
想いを伝えようと思ってた異性が、他の女子からチョコをもらってて、手作りの赤いハートはずっと手の内。渡せなかった青春を翌日「ふたり、おめでとう!」なんて、泣きながら冷蔵庫からゴミ箱に移す。そんな日々を乗り越えて、また私たちは強くなっていく。過去に恋をした人に「どうか末永く、お幸せに」と言える主人公のやさしくて、素直じゃないところが、とても愛おしいと感じました。
また最後に「ずっとひとりぼっちでさみしかったの」と魔物の気持ちがこぼれるから難しい。主人公の出会う〈ばらと毒虫〉にもそれぞれの過去や人生がある。いろんな気持ち・人生・展開の糸が絡まって、世界に交差していく。そんな「縁」を大切に生きていこうと思いました。
「主人公の感情」が抜ける空気穴が塞がれているのが、本作のミソだと思います。例えば冒頭(中庭の水やりシーン)で、ふたりの思い出の花を提示しておいて、最後にマジシャンが消えたあとに、その花が一輪だけ残るみたいな。三年眠っていた彼の想いが、ほんの少しでも届くかもしれない一瞬を、読者にやさしく書くこともできたと思います。それをあえて書かない。息苦しくて「文章でできるガス殺」とでも言いましょうか。そういう生きることの窮屈さが、この作品の魅力だと思います。
読後にここまで乱れる物語は、とても稀有だと思います。(私の性格も相まって)何度読んでも乱れます。それは小説全体が「読ませる」ものになっていて、それでもって展開に「感情の空気穴」がないからで。他人事だとも思えず、ただ発散することも許されない。意識しているか否かはさておき、とても「力強い良作」だと感じました。