第26話
部屋に戻り、私は実家の母に電話をかけようと思った。
本当なら、すぐにでも連絡を入れたかったが、私はためらっていた。
私の親は、彼との交際に反対していた。理由は昔、暴走族だったから。
でも私は、彼を好きになってしまった。初めての彼氏だから、執着してたのかも知れない。
ちょっとした事で突然キレる彼。そのたびに喧嘩になり『別れる』と親に報告する。
しかし、時間が経つと、私は彼を許してしまい、再び付き合い始めた。
その繰り返しで、親は更に彼氏を嫌い、引き合わせた親戚のお兄ちゃん『
そしてある日、親戚のお兄ちゃんは、その愚痴を彼氏に言ってしまった。
すると彼はキレ、お兄ちゃんを殴った。
その出来事以来、親戚のお兄ちゃんとも気まずくなり、彼は建設会社を辞め、長距離運転手に転職した。
私は親に責められ、『勘当だ』と言われ、親と縁を切った。
だから、みっともなくて、電話する勇気が出なかった。
でも今回は、この現状を伝えなければいけないと思い、電話をかけた。
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