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そして、向かった先は裏口。



影からこっそり裏口を覗く。


そこには、車もなければ人の姿も見えない。



けれど、ここは避けるのが得策だろう。



そう考えて、また足を進めた。







この学校にある門は、正門と裏門のみ。



他は草木に囲まれていて、出口らしい出口はないが、木と木の間に人一人ならなんとか通り抜けれる隙間がある。



そこをどうにかすり抜け、辺りを見渡す。


そこに人影はなく、ほっと息をつく。




さぁここからどうしようか。


本当は左に行った方が近いのだけど、それだと裏門の近くを通ることになるから、ここから出た意味がなくなる。




はぁー


と一度ため息をつき、仕方なく遠回りすることにした。

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