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だって、私の言う『大丈夫』と彼らの言う『大丈夫』は、意味するものが違う。
彼らの言う『大丈夫』は、きっと無事だとか助かるとか被害にあわないことを意味している。
だけど、私の言う『大丈夫』は、『それでいい』ということ。
イコール『助かる』ってことじゃなくて、何があっても『大丈夫』――何があっても、どんな結果になろうとも構わないということ。
同じ言葉でも意味するものがこんなにも違うのだから、話が噛み合うはずがない。
「私はただ…運命を受け入れるだけです。
何かあったとしても、それが私の運命なら、私はそれに従うだけ。たとえそれが最悪の結果だとしても。
だから、私に護衛は必要ない。」
「な、」
いやに冷静に、抑揚もなく淡々と言う私の言葉に、小宮雅人は目を大きく開けて驚いた表情をし、桐谷耀は、思いっきり顔をしかめた。
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