第12話
………それは、やばい。
身を隠してこっちにきてるっていうのに、ここでばれたら元も子もない。
これはふざけてる場合なんかじゃないわ。
「そっか。それは、やばいなあ。」
これ以上、あの人に会う確率を高くしたくない。
最近は一週間に一回はメールが来るようになったので、ちょっと怖い。
それでも着信拒否にできない自分も、かなり怖い。
彼と繋がりを切りたいのに、切れないから嫌になる。
だから、顔を合わせないだけでもいいから、それだけでいいから。
「おい、大丈夫か?」
みゃー君がオレの腕を掴もうとしたので、バッと避けた。
それに手を止めたみゃー君は、何か不審そうにこちらを見た。
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