第10話

「す、すみません。」



でもとりあえず謝っておかないと命の危険を感じたので、謝っておいた。



それを聞いたみゃー君はちっと舌打ちをして、怒りを含んだ目でオレを睨む。



……ねえ、君はどうしてそんなに機嫌が悪いのだい?



「ど、どうした、の?」



たどたどしくそう聞いてみると、みゃー君はそのギラリとした瞳で、そして低い声でこう言った。




「修学旅行先がてめえの地元に決まったんだよ。」



一瞬、みゃー君が何って言ったのか聞こえなかった。





「は?二次元?」



「どう聞いたら、そうなんだよ」



ゴツンと軽くオレの頭をたたく。



……軽いけど、痛い。

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