第5話
朱希君なんてあれですよ。
もう、心底嬉しそうにキーホルダー弄ってますよ。
い、いや……君たち、空気読みましょうよ。
みゃー君があんなにも機嫌が悪そうなのに、いかにも遅刻しましたって感じで来るのやめましょう!!
そう思って必死に伝えているのに、それに全く気付かない3人は普通に会話しながら入ってくる。
「おい、玲衣。俺の席どこだ?」
「ああ、あの廊下側の一番後ろ。」
「僕はね~、乃威様の隣だよ!!玲衣様は、マアちゃんの前だよね!!」
「うん、あの馬鹿の後ろだね。」
馬鹿は余計だ
とつっこみたくなったけど、相手が相手だし、それに今の状況は喋ることもできないのでとりあえず黙っておいた。
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