第14話

その後、出す名前出す名前批判を受けた。

取り敢えず洗いながら考えるか、ということで双子とみくじさんと共に部屋の風呂場へ。



「大人しいね。」



「お前お利口だなぁ!」



洗われるのが気持ちいいのか、寝転がって腹を見せてずっと大人しい。

そして、みくじさんは昔犬を飼っていたらしく扱いに慣れていた。



『気持ち良さそうだなぁお前。』



「キャンッ!」



『名前なにがいい?タロウ!シロ!コロ!ポチ!ブル!』



私は犬種とか険しくないから、なんとなく“ブルドッグ”と呼ばれる犬の特徴っぽいなくらいにしか思っていなかった。

みくじさんが言うには、フレンチブルドッグという犬種らしい。



「どれも嫌みたい。」



体を洗われるのが気持ちいいのか、だらしない顔で目を細めている。



『ダル!』



「キャンッ!」



「『おおっ!!』」



「どうやら決まりましたね。」



「結局ダルかぁ!」



この日、我が家に“ダル”という新しい家族が仲間入りしたのだった。

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