第376話
オレ、馬鹿だから玲衣さんの複雑な気持ちがよくわからないや。
分かってあげたいけど、全然分からない。
オレは黙って、下を向いていると隣にいる裕貴が口を開いた。
「つまり、木下は達沙を想いすぎたために、裏切るほかならなかったってやつか?」
「うん、簡単にいうとそういう事だね。」
友達を想いすぎるくらいに、玲衣さんは達沙の事が好きだったんだ。
どうしていいか分からないくらいに、大切だったんだ。
玲衣さんって、オレとは違う脳の持ち主だから考え方が違ってとても難しい。
玲衣さんは難しいや。
オレはそう思いつつ、玲衣さんの気持ちを考えていると、ある声が聞こえてきた。
「…どういう…意味だ…よ?」
その声を聞いた瞬間に、オレ達は急いでそちらの方向にへと顔を向けた。
この声は…間違いなく…ッ!!
案の定そこにいたのは…誰でもない。
目を見開いてこちらを見ている達沙だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます