第357話
「な、何?何なの?」
状況を把握し切れていない金田君と水谷さんはただ慌てるようにその音におびえる。
俺はそれを見たので、ニヤリと笑った後に彼らに質問した。
「ねぇ、君達は“danger”って知ってる?」
それを聞いた瞬間に、金田君は迫力のある顔で叫んできた。
「知らねぇワケねぇだろうが!!“danger”っつったら、此処ら一帯を占めてるチームだろうが!!!」
やはり知っているのか、いや…知らないという方が珍しいのかもしれない。
暴走族ではなく、街を占める不良のチーム。
以前、桐生君の事件の時に関わってもらった拓也さんもそのチームの一員。
というか、副トップだからかなり重要なんだけど。
「良かった、知ってるんだね。じゃあ、君達はもの凄く光栄だね。こんな凄い人達に………
制裁を加えてもらえるんだからさ。」
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