第355話
「ねぇ、じゃあ何で……君と水谷さんはイケナイ場所から出てくるんだろうね?」
俺はこの一週間で調べた事の一部である写真を彼らに見せた。
それは、街にあるラブホテルから出てくる写真。
今や、簡単に中学生でも入れるようになった事にも驚きだが、こんなにも堂々と出てくるこいつらにも驚きだな。
俺はそれを見せびらかすように彼らに見せたためか、金田君は急いでそれを取り返すように俺を襲ってきた。
しかし---------
「おっと。」
「くそっ!!」
それは大きく空ぶった。
「無駄だよ、金田君。ここで写真を取ったとしても、メガはきちんと俺の手元に保管されてるんだから、意味ないよ。」
そう言うと、悔しそうな目をしてこちらを睨んでくる。
俺はその目を見て、ただただ笑っていた。
「何で木下君が俺らの事情に首突っ込んでんだよ!!あれか?達沙に同情したのか?言ったのかよ!?どんな反応したんだよ!!」
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