第329話
視聴覚室には誰もいる気配はなかった。
そんな中で俺と宮原ともう1人…協力者がいた。
パサッ…────
「これは本当かい?木下君。」
興奮しながら、俺に向かって一枚の紙を差し出して来た。
昨日、宮原の自宅に送ったファックスの内容。
だいたい、桐生君を陥れるための作戦を綴っていた。
やはり、文字通り宮原は引っかかってくれたようだ。
流れは俺にある。
「はい。」
「そうか!!桐生をこの学園から追い出すのだな!!喜んで協力するよ!!
前々から、私に意見をするいけ好かないヤツだとは思っていたんだ!!」
宮原は嬉しそうにして、興奮していた。
俺とその隣にいた協力者はただ冷たく宮原を見つめていた。
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