第325話
「玲衣お坊ちゃま、お食事の用意が出来ました。」
「御手洗さん。」
「はい?どうされました?」
「今日は食事はいりません。あと、送迎もいらないのでゆっくりしてください。」
俺はそう言いつつ、鞄を手に取って歩き始める。
ドアの前に立ち、ゆっくりと開けるとそこには姿勢を良くした御手洗がいた。
「かしこまりました。」
反論も何もせず、ただ黙って俺の言うことを聞いてくれる御手洗。
有り難い。
「御手洗さん。」
「はい?」
「俺、今日どんな顔してますか?率直に言ってください。」
知りたかった。
他人にどうこの顔が映っているのか。
今日はいつもと違う顔をしているのかを。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます