第249話
ギュッ…───
「泣くな。…真野、泣かないでくれ。」
「マァちゃん!!」
左から裕貴、右から朱希君。
二人はこんなオレを見るに耐えなくなったのか、そんな形でオレを抱きしめてくれた。
その所為か余計に涙が後から後から、溢れ出てくる。
「うわああああああ!!」
そう大声で泣き出すと、二人は抱きしめる力を強めてくれた。
自分の何も出来ない愚かさに、嫌気がさす。
そう体を震わせつつ、オレは大声で泣き続けた。
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