第162話

「じゃあ何!?二人は空気を読んで、仲悪くしてたの!?」



「うん、まぁそんな感じだね。」



「でも、前のあれはびっくりしたんだけど。真野と話してた時にいきなり足出して来ただろ…松下。」



「あれは、加藤君がマァちゃんを独り占めしてるからだよ!!マァちゃんはみんなのものなの!!」






そんな会話をしている二人を放って、オレは意識を飛ばしそうになった。



ああああ、じゃあ君達は被害者なんだね!!



徠達みたいに仲悪くないんだね…。



嬉しいような…複雑な気持ちのような…。



オレは溜息を吐いた後に、ふとある事が頭に浮かんだ。



ああ、じゃあ裕貴と朱希君が普通に仲良いって事は……





「ねぇ、二人共。






達沙と玲衣さんも二人みたいに空気読んで仲悪くしてるの?」




そう聞いた後に、二人から流れている空気はピシッと冷たくなった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る