第113話
「いっただきっまあす!!」
真っ青な空、温かな日差しが部屋の中を照らす。
そんな日に私の目の前ではたい焼きがあった。
先程、買って来たばかりのたい焼きからはホクホクと暖かな湯気が出ている。
私の口からはよだれが今でも出てきそうだ。
ああ、美味しそうだ。
さて、どこから食べようかと思い、私はたい焼きを手にした。
やっぱり王道である頭から食べるべきだろうか?
いや、やっぱり尻尾から食べるべきだろうか?
いや、何ならどちら派でもない真ん中からパクリといこうか?
ん~と首を傾げながら、たい焼きと睨めっこしていると…
ピンポーン…───
私の耳にそんな音が聞こえて来た。
んえ?来客?
こんな真っ昼間から?
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