第40話

パシンッ…────



「馬鹿野郎。勝手にそうやって、馴れ馴れしくするからだ。」



とお次に入って来たのは、今度こそ本当の本当にカラスさんだった。



ああ、どうやら彼は不法侵入者ではないようだ。



ほっ…と一息吐いた時にその不法侵入者擬きの人が…




「ったぁ…。本気で叩かなくてもいいじゃんか。めっちゃ痛いし。」



「ったく…。



ああ、起きたのか。真野。」



とカラスさんはどうやら、私に気づいたらしく声をかけてくれた。



「あっ、はい。ちょっと前に起きました。ベッド…ありがとうございました。」



「いや、元々あまり使わないんだ。気にすんな。」



そう言って、彼は私がさっきまで眠っていたベッドにへと腰かけた。



私もずっと立っているのはどうにも腑に落ちないので、窓を閉めてから近くにあった机の前に座った。

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