『赤い薔薇』と作者
第85話
『コウト』は今日も月明かりに照らされていて、どことなく重い雰囲気に包まれている。
もちろん中にいる人たちが、それを漂わせている張本人ではあるが。
「……とりあえず、集まったのはいつものメンバーですが。」
「構わねえ。」
少し遠慮勝ちに喋ったのは幸村。
それに答えたのはこの場に【Earth】の成員を呼びだした砦だ。
龍はイラついたように砦を睨みつけていて、かなり機嫌が悪そうである。
一方の瓜は携帯を手で弄びながら、物思いに耽っていた。
……彼にしては、珍しい。
「……瓜。テメエ、何しに来た?」
「あー、悪い。」
それでもあまり腑に落ちない答え方だったので、砦は首を傾げる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます