第83話
「一坊ちゃま!!」
彼と対峙していると、そこに現れたスーツを着ている少しご老人。
……まあ、見るからにここの執事か何かをされている人だと思う。
「あー、渡辺さん?」
「いえ、今井です。」
「え?小島?」
「……一坊ちゃま。今日はお部屋でお仕事なさる日ではなかったでしょうか?」
「んー、そのつもりだったんだけどねー。何か面倒くさくなったっていうか、外の空気吸いたくなったっていうか……まあ、ぶっちゃけ放り出したくなったんだよね。」
「承知でございます。」
「あ、そう?」
……す、すごい。
流石、執事。
この人の対処法を既に習得していらっしゃるんだわ。
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