第252話
私は靴箱に置かれてあった靴を履いて、校門にへと向かう。
さて、食事は適当にするし、ティアラの食事もちゃんと家にあるから、買い物は行かなくていいから。
あとは帰るだけね。
ふうと心の中で息を吐くと、校門にもたれかかっている私服の男の人に目を惹かれた。
数秒見つめていた時、その見たことのある彼に目を見開かせてしまう。
―――…漆黒の髪に、夕方には似合わない彼。
すらっとした彼の全てを見た時、ぽつりと彼の名前を無意識に呼んでしまった。
「―――…上条さん。」
そこにいたのは珍しくラフな格好をしていた、上条さんがいたのだ。
私が呼んだことで、彼はゆっくりと視線を私に合わせてくる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます