第241話
生徒を自分のものにするなんて、何って酷い教師なんだ。
私は軽蔑の目で睨んでいたのだけど、それをものともしない彼にさらに嫌気がさす。
「ほら、行くぞ。」
「―――…職員室に用事があるのですが。」
「あん?ノート?」
手に持っているノートは国語の教師に渡すもの。
北山田先生はそれを見て少し考えてから、ニヤリと笑った。
……さらに嫌な予感がする。
「それ、俺が届けてやっから、これ一緒に運べ。」
2の4の生徒数のノートを持たされる私って―――…いや、というか何でこんなに奴隷扱いされてるの?
溜息が吐きたくなるのを必死で抑えて、私は北山田先生にとりあえずついて行くことにした。
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